映画を作ることは、社会を作ること。
「風の電話」─岩手県大槌町に設置された電話ボックスで震災の犠牲者と遺された人々が話をする場として
知られる─をテーマに、震災で家族を失った高校生のハル(モトーラ世理奈)が身を寄せていた広島から故郷
へ帰還する生きる力を取り戻す旅(第70回ベルリン映画祭「ジェネレーション14プラス」部門特別表彰)。
西田敏行が福島のオジサン役として放つセリフは必見です!
「風の電話」の制作を紹介しながら、映画作りの共同性に何を見出そうとしているのか?また、コロナ禍で
の SAVE the CINEMAの活動を通して感じた日本の文化行政の課題について、お話を伺います。